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アクセスマップ

CITROËN 板橋

住所〒174-0043
東京都板橋区坂下3-1-5
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TEL03-5914-4106

営業時間10:00-19:00 

定休日火曜日・水曜日
(年末年始・GW・お盆期間は定休日以外にお休みを頂く場合がございます)

アクセス方法・お車でお越しの方
国道17号『中山道』と都道446号線『高島通り』交差点角の白い4階建ての建物です。
建物の1階がお客様駐車場となっております。
国道17号線下り車線から進入してください。

・電車でお越しの方
都営地下鉄三田線蓮根駅より徒歩10分、もしくはJR埼京線浮間舟渡駅より徒歩15分。
事前にご連絡いただければスタッフが蓮根駅・浮間舟渡駅までお迎えに上がりますのでお気軽にご依頼ください。

スタッフブログ

シトロエン板橋走行会 IN 筑波サーキット

[2014/07/21]
高野
皆様 こんにちは、シトロエン板橋のハイドロ部長こと原 直人でございます。

昨日は夕刻より大雨でございますね「ゲリラ豪雨」でしょうか?
通常この手のけしからん雨は梅雨明けしてからの気象状況でございますが、今年の天気は乱れております。

さて、本日のご案内は我社当社「タジマモーターコーポレーション」が年に数回企画いたします「走行会」のご案内でございます。

当社の面白いところは、モータースポーツを通して車に何ができて、どのような楽しみをご自身の車が与えてくれるかを体感できるイベントをご提供いたします。

アルファロメオなどでは、走行会を頻繁に行っておりますが、シトロエンで走行会を展開しているのは全国でも稀かと思います。

私、常々考えていたのですが、シトロエンに限らず輸入車の走行性能のポテンシャルは相当高いのです、それを知らずに日々を過ごされているオーナー様は勿体ないと思います。

そこでシトロエン板橋では、モータースポーツに興味のない方も含めてシトロエンの走行性能の素晴らしさと普段では味わえないサーキット走行を体験していただき、モータースポーツの楽しさを知って頂くためイベントを開催しております。
シトロエン板橋走行会 IN 筑波サーキット
実を申しますと、シトロエン板橋が走行会に参加したのは私が店長に就任してからでして、歴史は浅いのです。
初めの頃は、お客様を走行会に参加してもらうだけでも大変でした。
シトロエン車には、サーキット走行に耐えられる車両が数多く存在します。 その気になればラリーに出場可能な車もありました。

ですが、肝心のお客様が「えー俺は そういうのいいよ」「車、壊れちゃうからいかない」などなど、シトロエンは好きだけども「走行会」と呼ばれる走り色が強いイベントは敬遠されてました。

初回の走行会は、少々無理を言って参加いただいたお客様が数名でした。
国産車にシトロエン車が混じっての走行会に不釣り合いな雰囲気を感じながら、私とスタッフは「あ~ぁ やっちゃったかぁ」と軽く後悔をしながらお客様を対応をしていましたが、流石シトロエンを購入されるお客様だけあり、度胸が据わっている方々多く実際走り始めると、初めてとは思えないくらい飛ばします。

我々スタッフが「スピード落としてくださぁーい」と注意するくらい激走するシトロエンオーナー様達でした。

走行会終了時には、大汗をかきながら「シトロエンて速いね」「すんごい面白い♪」と大絶賛でした。
現在の走行会は、初回に来て頂いたお客様が口コミで他のお客様を誘って
頂きとても賑わいある大きい走行会になっています。

シトロエン板橋走行会 IN 筑波サーキット
この度の「走行会」は、筑波サーキットのTC1000と呼ばれるショートコースで開催しました。
本コースのコース2000は有名ですが、市販車であるシトロエンにはプレッシャーも少なくドライバーであるオーナー様達も構えることもなくTC1000で開催できたのは正解でございました。

ただ、このTC1000は本格的サーキットに変わりはなく、常設のピットやコントロールタワー、大型ガードレール等 最新の設備を備えているので、凛とした雰囲気を十分持ち合わせております。

走行会と言っても、安全面はレース走行と同じです。
「車検」も当社のメカニックが行い危険がないか確認します。
ゼッケンの貼り付けも義務化されており、ヘルメット&グローブは勿論、不燃性の高い長袖・長ズボンは厳守されます。

シトロエン板橋走行会 IN 筑波サーキット
これは義務ではないのですが、基本的にエアコンはOFFで走行します。
エンジンパワーを犠牲にするエアコンは走行に支障があるため皆さんOFFにしております。
炎天下の走行なので、皆さん汗が噴き出ているようでした。

サーキットという特殊な環境での走行は、極限まで精神力を高めますが、やはり長時間維持できるものではないので、当社の走行会は15分を4SET行うようにしております。大抵の方は3SET目は休憩している方が多いです。

それだけ疲れるのが、モータースポーツなのです。
肉体的にも左右に振られる体を固定して走るのですから相当な体力が必要とされます。

シトロエン板橋走行会 IN 筑波サーキット
このTC1000では、車種によりますが、ストレートセクションでは最高速度は150kmを超えていきます。

サーキットなのに150km?と聞けば大したことが無いように聞こえますが、サーキットには当然のようにコーナー(カーブ)が存在します。
150kmから一気に50km位まで減速するのですが、この減速のブレーキにはテクニックと度胸が必要とします。

一般道では体験できないブレーキは、本当に良い経験となります。
「ブレーキってこんなに効くの?」「ブレーキ中シートベルトが食い込んで痛いよ」など、輸入車のブレーキ力の素晴らしさを肌で体験できます。
また、速さとはアクセルではなくブレーキから組み立てられるものだと体験できます。

シトロエン板橋走行会 IN 筑波サーキット
この度の走行会は、タイムアタックも含まれており各車に計測器が取り付けてあります。

ゴールラインに大きなタイム表示版があり、各車のゼッケンとタイムがドライバーに見えるように表示されます。

皆さん、ゴールライン通過時に自分のタイムが分かるので、どうしても走りが熱くなってきます。
どうすれば、タイムUPが量れるのか?どうすれば上手に走れるのか?と自問しながら走行します。

がむしゃらにアクセルを踏んでもタイムUPしないことに気が付きはじまると各ドライバーの運転が急に綺麗な走り方に変わってきます。
綺麗というと誤解がありますね、無駄な動きが少なくなってきます。
思い通りに走れるようになると皆さんの笑顔も全然違います。

シトロエン板橋走行会 IN 筑波サーキット
走行会ですから、知らない顔のお客様が大勢います。
私は担当営業マンなので、各お客様のお顔は存じておりますが
お客様同士は知らない方ばかりです。

ですが、上記でご案内した思い通りに走れるようになってくると
知らない顔同士のお客様達が各々話を始めます。

「あのコーナーどうでした?」「ストレート何速入りますか?」などです。
とっても楽しそうな顔で話される姿をみると、安心するのと同時に
走行会の狙った流れになりホッとします。

当社の考えるモータースポーツとは、勝つことが前提ではなく地域振興や皆が敷居を高く感じないようなモータースポーツを楽しんで頂ければと考えております。

シトロエン板橋走行会 IN 筑波サーキット
ヨーロッパでは、モータースポーツが盛んです。
WRCやF1などの世界最高峰レースのドライバーは「英雄」として扱われます。

一方日本ではどうでしょう?
一部のコアファンのみが応援している世界です。
F1ドライバーの名前も知られていない始末です・・・

これは、国ごとの環境に影響されます。
シトロエンの母国であるフランスなどでは、普通の一般車両が何の改造もしないでラリーにいきなり出場します。
ラリー会場も田舎の農地を走ったり、公道を簡単な許可を取ればラリーが行えるよう規制が低かったりします。
生活の一部としてモータースポーツが存在するのがヨーロッパなのです。
排出されるドライバーの多くがヨーロッパの選手が多いのも理由が分かりますね。

我が国では、規制・土地等の問題から気軽に走ることは不可能です。
モータースポーツの敷居がどんどん高くなるのは上記理由となります。

シトロエンの走行会はモータースポーツが身近にあることをご理解頂きたいのと車を通じて皆様が笑ったり考えたりすることがモータースポーツであるとご理解頂ければと思います。
けして危険ではなく、金銭的な負担も少ないこともご理解頂けたと思います。

今後も更なる多くのお客様に出場頂けるように努力をいたします。
「こんど何時?」「ハイドロ部長は走らないの?」など期待される走行会にしてまいります。

次回は近々発表です お楽しみにしてください。