皆様こんにちは、昨日は大勢のお客様にご来店いただき感謝&お疲れのハイドロ部長こと原 直人です。
実は、昨日お話しできたお客様3名様から「ハイドロ部長」ですよね?とお声を掛けていただきました。
私のブログだけに冗談半分のような記事ですが、「楽しいね」などと言っていただけると「いやぁハイドロ部長もメジャーになったなぁ」と調子に乗りつつありますです。
さて、写真の怪しい「玉」はなんでしょう?
しかも緑色だし・・・・・・
実は、この怪しい玉はハイドロの命とも言える「スフィア」です。
大きさは、ソフトボールと同じくらいの大きさです。
このスフィアが通常のスプリングサスペンションと同じ働きをします。
この「玉」の中に「窒素ガス」と「ハイドロOIL」が注入されてます。
ちょっと構造的なお話しを・・・・
この玉の中に窒素ガスが4割OILが6割くらいかな?
こんな割合で注入されてますが窒素ガスとOILに間には薄いゴムの幕がありここで仕切られてます。
サスペンションが縮むとスフィアの中のガス部分が収縮しスプリング効果を生み出すわけです。
このスフィア、密閉されてはいますがどうしても徐々に窒素ガスが抜けていきます。
そしてこの窒素ガスが抜け始めると、乗り味が硬くなっていくのです。
硬くなったらスフィアの寿命ですので交換をします。
このスフィアを交換すると、またいつもの乗り味が復活します。
普通のサスペンションの車と比べてとても簡単ですね。
現在のハイドロ用スフィアの寿命は5年20万kmとされています。
一昔前のスフィアと比べるとものすごく長寿命ですね。
ちなみに、写真のスフィアはエグザンティア用です。
現行のスフィアはグレー色で、UFOみたいな形をしています。
ハイドロの伸縮部分は交換可能なスフィアのお陰で半永久的に乗り心地を維持できます。
乗り心地を維持できるのでハイドロオーナーは自身のハイドロ車を長く乗ります。
一般的な自動車の代替期間は6~7年と言われてますが、ハイドロ車の代替期間は9~10年と長いのが特徴です。
ハイドロがそれだけ魅力的な乗り味と証明していますね。