今週末の発表展示会を控え新パワートレイン搭載のNEW C3の試乗車のご用意ができました。
そこで早速、簡単な試乗インプレッションをお届けいたします。
試乗車はセダクション、ボディカラーはブルーアンクルです。
外観に大きな変更は無く、セダクションは新デザインの15インチホイールに変更になっています。
今回大きく変わったのは、新開発1.2L、3気筒エンジンとETG5と呼ばれるトランスミッション。
エンジンを始動してもアイドリング時の音、振動は良く抑えられていてとても静かです。
ETG5と呼ばれるトランスミッション。基本的な構成はマニュアルミッションで、クラッチの断続とシフトチェンジを自動的に行う、といういわゆる2ペダルのマニュアルミッション、もちろんオートマ免許で運転可能です。
従来のセンソドライブやEGSと基本的には同じ構造ながら、大幅に進化しています。
シフトレバーをA(オート)レンジに動かしブレーキを離すとゆっくりとクリープで動き出します。そのままアクセルを踏み込み加速すると、シフトチェンジもとてもスムーズで、EGSにあったようなシフトチェンジのタイムラグが大幅に少なくなっているのが分かります。
セダクションでマイナス40kgの軽量化の恩恵もあり、軽くアクセルを踏んだだけでとても軽快に加速します。オートモードでエンジンの回転を抑えて走ってもパワー不足は感じませんが、実はここからが新パワートレインの本領です。シフトレバーをマニュアルモードに入れ、パドルシフトを使って高回転までしっかり回してやると印象がガラッと変わります。
高まるエンジン音に合わせ気持ち良く拭け上がるエンジンは、1.2L、82PSというスペックがまったく無意味であることを教えてくれます。
決してパワフルで速い、という訳ではありませんが、積極的にエンジンを回してシフトチェンジすることで、とても痛快な走りを楽しむことができます。
ゼニスウインドウの圧倒的な開放感に加え、新たなドライビングプレジャーと環境性能、経済性を手に入れNEW C3の魅力が更に高まりました。
アイドルストップの時間が表示されるようになったマルチインフォメーションディスプレイ。
ぜひこの週末は、シトロエン板橋で新しくなったシトロエンC3をご自身で体感してください。
スタッフ一同、皆様のお越しをお待ちしております。