こんにちは、「車の話をしている時が、1番幸せそうな顔をしている」、
メカニックの高宮です。
どうやら顔に出ていたようです。
きっと気持ちが悪いくらい、にやけていたことでしょう。
ちょうど友人にそんなことを言われましたので、今回はマイカーの整備をした時のお話を書こうと思いました。
2007年式の、今年で12歳になった私の愛車、シトロエン C4。
走行距離は9万キロを超え、カチコチに固まってしまったエンジンマウントの交換を行いました。
エンジンマウントは、エンジンを車のフレームと繋げている部品です。
このゴムの塊で、エンジンを支えています。
10年も使っていると、案の定マウントのゴムは割れ、取り外した部品と並べると…
5mm程潰れていました。
ううん、これじゃあエンジンの振動を吸収できませんね。
そして今から交換後の効果が楽しみです。なかなか硬くなっていますし、きっと素晴らしい乗り心地になることでしょう。
それではサクッと交換!
結果は…驚くほど静かになりました。
停車時のエンジンの振動はもちろん、発進時や加速時の振動も少なくなり、
多少ラフに扱ってもマウントがきちんと吸収してくれます。
新車の時って、こんなだったんだ。
少し、感動です。
さて、エンジンマウントはいつ交換すれば良いのか?
使用する環境によって様々なので、実際に点検を行う必要はありますが、
たとえばタイミングベルトの交換と同時に行っていただくと、
共通の分解項目があったり、少し工賃がお得になったりします。
タイミングベルトは年数的にも7~10年、もしくは7~10万キロ(エンジンによっては違う場合があります。)でお勧めさせていただいています。
その時にマウントも交換していただくと、また新車時のようなしなやかな乗り味がお楽しみいただけます。
是非お気軽にご相談ください。
では、ここまで読んでいただきありがとうございました。
また次の記事にてお会いしましょう。