皆様こんにちは、メカニックの高宮です。
たまにはメカニックとして、ちゃんと仕事をしているところを見せなければ!
オタクな話をしているだけではいけません。本業はこちらです。(笑)
今回は今となっては懐かしの、初代C3にお乗りのお客様にタイミングベルト交換のご要望を戴きました。
ありがとうございます!
これは1600ccのエンジン、NFUですね。
この当時はまだ過給機が付いておりませんので、昔ながらの回して乗るエンジンと4速オートマチックの組み合わせ!
と思われがちですが、実際には実用的なトルクを備えているので低速でもぐいぐい走ります。
わーい たーのしー!
さて、構成部品を並べてみました。(写真は2000ccRFJ用)
タイミングベルト本体の他に、ベルトの張りを調整するテンショナー、ベルトの角度や向きを整えるアイドラプーリー。
このエンジンでは冷却水を循環させるウォーターポンプもタイミングベルトで駆動されます。
普段は見えない部品なのですが、実際に目視で確認しても劣化の度合いは非常にわかりにくく、万が一トラブルがあるとエンジンに深刻なダメージを負ってしまうデリケートな部品です。
そこで交換の目安が、エンジンによって違いはありますが70000~100000kmに一度、もしくは7~10年に一度の交換となっております。
実は作業中に新品のベルトと古いベルトを並べると、1センチ程度の長さの違いがある…なんてことも(^^;
組み上がりました!!!
これでまた元気に走ることが出来ますよ(´∀`)
なかなかエンジンの構成部品の説明となると複雑で、マニアックな話になってしまう(何を今更…)ので、ここで全てをご紹介することは叶いませんが、御興味のある方は、
「エンジンの仕組み GIF」
等で検索してみてください。
YouTubeでは動画もありますので、映像を見て戴くのがわかりやすかなと思います。
それではまた次回にお会いしましょう。
メカニックの高宮でした!