皆様こんにちは、メカニックの高宮です。
一気に寒くなり、先日は東北や北海道で雪が積もりましたね。
雪が降っていなくても、山間部や橋などは凍結します。
ぱっと見は雨で濡れた路面と区別がつかないので、ヒヤリとしたご経験がある方もいらっしゃるのでは無いでしょうか。
雪が降る直前だと、工場の予約が出来ない…在庫がすぐに手配できない…などなど…
やっぱり余裕をもって早めに交換されるのが安心です。
スタッドレスタイヤは年数によるゴムの硬化で、溝は残っていても性能が低下してしまうのはよく言われております。
しかし、これが普通のタイヤ(以下ノーマルタイヤ)でも起きることは意外と知られておりません。
年数が経つと段々とゴムが硬くなり、路面への食いつき(グリップ)が悪くなります。
特に雨の日には顕著で、思わぬスリップを招いてしまったり…
スピード出さないから…
咄嗟の急ブレーキや、回避など、本当にタイヤの性能が必要な時に踏ん張れなくなってしまいます。
さらに、ゴムが硬くなると写真のようにヒビが入ってしまうこともあります。
このまま高速道路を走行して、もしもバースト(タイヤが破裂)してしまったら…
スタッドレスタイヤだけでなくノーマルタイヤも、定期的に交換が必要な部品です。
点検などでお薦めさせていただくことも多いですが、その際はメーカーや種類などお気軽にご相談ください。
最後に、タイヤの空気圧は1~3ヶ月に一度は点検してみて下さい。
タイヤの空気圧が低下した状態のまま走行すると、タイヤへ負荷が多くかかり、結果的に寿命を縮めます。
やはり燃費も悪化してしまい、ランニングコストを増やす原因にもなってしまいます。
タイヤは地面に接している唯一の部品です。
走る、曲がる、止まる、全てに関わっているので、時々気にかけてあげて下さい。
それではまた次回にお会いしましょう。
メカニックの高宮でした。