皆様こんにちは!
工場長の高宮です(^^)/
ブログを書くのは2年ぶり…だいぶ間が空いてしまいました(^-^;
今回はタイトルにもある通り、ショールームに展示されているミニカーを、
工場長権限で増車しました!
増車しましたのは、
Type A
Type B CADDY
の2台です。
まずはTypeA
シトロエンが1919年に初めて量産した車両で、設計はフォード社のT型を参考に、
現在のアンドレ・シトロエン公園に建てられた工場で生産されました。
生産期間は1919~1921年
生産台数は24,093台
1300cc 直列4気筒エンジン
最高速度 75km/h
シトロエンといえば前輪駆動(FF、トラクシオンアヴァン)というイメージですが、
この時代はまだ後輪駆動、FRです。
続いてTypeB2
シトロエンの2モデル目、TypeAの高性能グレードのエンジンを引き継いで発売されました。
B2には数種類のボディタイプが設定されており、こちらのCADDYは後方にいくにつれ細く絞られていく後姿が非常に特徴的です。
スパっと切り上げられた形状は「ボートテール」と呼ばれており、名だたる高級車メーカー達が高性能モデルに採用した形状でした。
後年にも採用例がありますが、ある意味この時代を象徴するようなボディスタイルではないでしょうか?
生産期間は1921~1926年
生産台数は大幅に増え、89,841台
この時から高品質、低価格(その他のメーカーが超高級車ばかりだった為)で高評価を得たシトロエンでしたが、
独自のアピールポイントがまだ無く、アンドレ・シトロエンは発表されたばかりの新技術を市販車へフィードバック出来ない物かと模索しますが…
革新的であったトラクシオンアヴァンや、最早伝説的なDS等の発売は、もうしばらく先の出来事となります。
こちらのミニカー達は店頭で展示しているものの他、少数ではありますがメーカーにも在庫がございます(^^)
気になった方は是非、自宅へ飾ってあげて下さい!
きっとショーケースに彩りを与えてくれることでしょう。
価格は\7,700-(税込み)になります。
ご来店、お待ちしております(*´▽`*)ノ